二八そばの由来には二つの説がある。 2X8=16の語呂で一杯16文と云う代価説と、そば粉8割につなぎの小麦粉の割りで打ったそば、と云う混合率説であります。一般的には後者が知られている説でしょう。
この言葉は約300年前の文献「衣食住記」に「神田辺りにて「二八即座けんどんという看板を出す」に残されています。
江戸時代からの習わしで、「側 (そば)」に引っ越してきたので「そば」と云う江戸っ子の洒落もあったかは定かではないが、ご近所へは二つずつ、大家さんには五つ、と云う決まりもあったらしい。
なぜ戸隠そばが有名なのでしょうか?元々信州は昔からそばの名産地として知られています。 その中でも特に有名なのが「霧下そば」といわれるそばです。「霧下」とは、海抜が700~900m高原のすそ野地帯のこといい、この地で作られたそばは、昼夜の温度差が大きく晴れた日の早朝には夜の冷え込みと日中の気温上昇との差を和らげる役割を持つ霧が発生します。この朝霧が秋そばの生育や結実期に立つことで、味、栄養とも優れたそばが収穫できるのです。その最も条件を兼ね備えたが「戸隠高原」です。ココに当店が戸隠高原のソバ栽培農家と契約栽培を結んだ理由があります。戸隠産そば粉を100%使用した【信州戸隠産日本そば】が「一度食べたら忘れられない!」といの声が多い秘密はソバそのものにあるのです。